とある「調責」の一日

はじめに

はじめまして、ブログ担当の宮田です！

エントリーの締め切りまでいよいよあと1日となりました！
すでに600人以上の方にお申し込みいただきありがとうございます！

さて、大会まであと1ヶ月ということで、大会のための地図調査も大詰めです。

そう、みなさんご存知の通り、東大OLK大会は、地図から自分たちで作るんです！
GWも朝から夕方まで山に入り、夜にはみんなでご飯を食べ、時には寒さに震えながら調査をしています。

限界を迎えたみんなの心と体を癒すのは、なんといっても調査ごはん！

今回は、調査ごはんを司るある人に、OLKの調査の様子を紹介してもらいました！

本編

皆さん、こんにちは。お茶の水女子大学2022年度入学の山中望と申します。
第46回東大OLK大会では、会場パートチーフ、サブ作図責任者を務めています。
会場で皆さんとお会いできることを楽しみにしております！

今日はそんな私のもう一つの大事な役職である、調責のお仕事についてお話ししつつ、今大会の調査の様子をお話ししていこうと思います。最後まで読んでいただけると嬉しいです！

とある調査の一日

え、要項で見た調査責任者と名前が違う？鋭いですねぇ…。

実は私は調査責任者ではなく、調(理)責(任者)なんです！

まあ、自称なんですけどね。

ご飯を食べるのはもちろん、作ることが大好きで、大量調理にテンションが爆あがりになる私は調査でご飯を作ることを心から楽しみにしていました。夏調査をほとんど全部参加した私のスケジュールは、一番タイトな時でこのような感じでした。

6:00　起床
7:00　朝食
8:00　調査拠点→テレイン　1便出発
9:00　調査拠点→テレイン　2便出発（帰りにコインランドリーとスーパーに寄る）
11:00　調査拠点帰還　朝ごはんの片付け
12:00　昼ごはん
夕飯の準備
14:00　テレインに1便を迎えにいく
15:00　テレインに2便を迎えにいく
19:00頃　風呂輸送からみんなが帰ってき次第夕ご飯

大家族の親ってこんな感じなんだろうなぁ、と思いながら生活してました（笑）

「家事をしていたらあっという間に幼稚園のお迎えの時間になっている」あの気持ち、今ならとてもよくわかります。今日はご飯何にしようかな、どこのスーパー寄ろうかな、これを今買えば明日の味噌汁にも使えるかも、など考えて効率よく動くことに全力をかけていました。
過去には一人当たりご飯の予算が数十円という過酷な時代もあったようですが、今大会は「1日200円×人数+1000円まで」という予算でした。私の目標は200円×人数に収めること。そんな日々で、思い出に残っているご飯を紹介したいと思います。

9月15日　ドカ盛り唐揚げ定食

9月16日は我らが大会責任者、石川翔太の誕生日！
そしてこの日は翌日の姫木ミドルのための宿泊ということで、ご飯の予算は大会会計ではなく宿泊者の負担。つまり、予算を考えなくていい！ということで、

「なんでも好きなもの作ってあげるから、リクエストしてみな」

と石川に言ったところ、

「唐揚げが死ぬほど食べたい」

とのこと。アイアイサー。

宿泊者は15人くらいだったので、鶏もも肉を4kgと冷凍フライドポテト1kg、衣用に片栗粉500gを購入。4kg分の肉を一口大に切り分けて、酒、醤油、生姜ニンニクにつけ込むと、大きめの両手鍋いっぱいになって壮観でした。

このままだと野菜がないので、キャベツともやしでスープを作成し、調査組のお迎えへ。せっかくなら揚げたてを、ということで先にお風呂から帰ってきた人たちに揚げるのをやってもらいました。

お米も普段よりたくさん炊いて、石川翔太の生誕をお祝いしました。

みんな飢えすぎていて唐揚げに飛びついてしまったので、写真はありません……。
みなさんも思い出は写真にたくさん残しましょう。

5月3日　手作り餃子

Xにて写真が先駆けて公開されていたこの餃子。私の一番の得意料理です。

こだわりポイントは皮から手作りすること。強力粉と薄力粉を熱湯で混ぜるともちもちで美味しい皮ができます。この日はGW調査の中で一番人数が多い日で19人夕食を食べる人がいました。腕が鳴ります。

使用した材料は、強力粉1kg、薄力粉1.5kg、ひき肉1.5kg、キャベツ1.5玉、ニラ3袋、椎茸1パック、ニンニクチューブ1本、それに味付け用の塩と醤油とごま油です。

まず、皮の生地を作って棒状にしてラップにつつみ、冷蔵庫で寝かせておきます。その間に野菜を全て微塵切りにして塩をまぶします。ひき肉にも塩を加えて粘りを出したら、野菜の水気をよく絞って加え調味料を入れます。そんなことをやっているといい感じに皮の生地が落ち着くので、1枚分の大きさにカットして綿棒で伸ばしていきます。

昼の11時くらいに作業を始めて、夢中で色々やっていたら15時になっていました。そのあと、風呂に行く輸送を待つ人や風呂から帰ってきた人が総出で包むのをやってくれて、私が風呂から帰ってくる頃には大量の餃子が出来上がっていました。
中には手のひらサイズの大きいものから、小籠包のような見た目をしたやつも。みんなの遊び心がたくさん感じられました。